The NEC SX-Aurora TSUBASA is a vector processor of the NEC SX architecture family. Unlike previous SX supercomputers, the SX-Aurora TSUBASA is provided as a PCIe card, termed by NEC as a "Vector Engine" (VE). Eight VE cards can be inserted into a vector host (VH) which is typically a x86-64 server running the Linux operating system. The product has been announced in a press release on 25 October 2017 and NEC has started selling it in February 2018. The product succeeds the SX-ACE.
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| - NEC SX-Aurora TSUBASA (ja)
- NEC SX-Aurora TSUBASA (en)
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| - The NEC SX-Aurora TSUBASA is a vector processor of the NEC SX architecture family. Unlike previous SX supercomputers, the SX-Aurora TSUBASA is provided as a PCIe card, termed by NEC as a "Vector Engine" (VE). Eight VE cards can be inserted into a vector host (VH) which is typically a x86-64 server running the Linux operating system. The product has been announced in a press release on 25 October 2017 and NEC has started selling it in February 2018. The product succeeds the SX-ACE. (en)
- SX-Aurora TSUBASAはNECのベクトル型スーパーコンピュータシリーズであるSXシリーズの、2017年に発売されたモデルグループである。SX-ACE(SX-10相当)まではいずれも専用設計のインタフェースで、バックプレーンにベクトルノードや管理ノードなどが接続されていたが、このモデルグループでは「ベクトルエンジン」をPCI Expressカードとし、管理側の「ベクトルホスト」を同社の「スカラ型HPC」などと呼んでいるx86クラスタ機系統のものとしている。このため最小構成(ベクトルカード1枚のA100)では、タワー筐体のデスクサイドPC状の空冷機となっている。また、2020年には水冷式とすることで高密度化・高性能化した機種を発表、最上位機種を置き換えた。 ベクトルエンジンのベクトルプロセッサは、カード1枚に1個のプロセッサモジュールが搭載されている。1個のプロセッサモジュールには、1枚のプロセッサチップと、6枚のHBM2メモリチップが搭載されている。1枚のプロセッサチップに、ベクトル演算プロセッサが8コア搭載されている。プロセッサモジュールは、1.6GHz のクロック周波数で動作し、コアあたり 307 GFLOPSで、メモリ帯域は 150GB/s である。以上の諸元により、1枚のカードで 2.45 TFLOPS の理論性能と 1.2TB/s のメモリ帯域となっている。 (ja)
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| - The NEC SX-Aurora TSUBASA is a vector processor of the NEC SX architecture family. Unlike previous SX supercomputers, the SX-Aurora TSUBASA is provided as a PCIe card, termed by NEC as a "Vector Engine" (VE). Eight VE cards can be inserted into a vector host (VH) which is typically a x86-64 server running the Linux operating system. The product has been announced in a press release on 25 October 2017 and NEC has started selling it in February 2018. The product succeeds the SX-ACE. (en)
- SX-Aurora TSUBASAはNECのベクトル型スーパーコンピュータシリーズであるSXシリーズの、2017年に発売されたモデルグループである。SX-ACE(SX-10相当)まではいずれも専用設計のインタフェースで、バックプレーンにベクトルノードや管理ノードなどが接続されていたが、このモデルグループでは「ベクトルエンジン」をPCI Expressカードとし、管理側の「ベクトルホスト」を同社の「スカラ型HPC」などと呼んでいるx86クラスタ機系統のものとしている。このため最小構成(ベクトルカード1枚のA100)では、タワー筐体のデスクサイドPC状の空冷機となっている。また、2020年には水冷式とすることで高密度化・高性能化した機種を発表、最上位機種を置き換えた。 ベクトルエンジンのベクトルプロセッサは、カード1枚に1個のプロセッサモジュールが搭載されている。1個のプロセッサモジュールには、1枚のプロセッサチップと、6枚のHBM2メモリチップが搭載されている。1枚のプロセッサチップに、ベクトル演算プロセッサが8コア搭載されている。プロセッサモジュールは、1.6GHz のクロック周波数で動作し、コアあたり 307 GFLOPSで、メモリ帯域は 150GB/s である。以上の諸元により、1枚のカードで 2.45 TFLOPS の理論性能と 1.2TB/s のメモリ帯域となっている。 OSについても前述のシステム構成の変更にともない、SUPER-UXからカスタム版Linux系へと変更された(OSが関わるのは管理側であり、計算システムとしてはあまり関係は無い)。システムソフトウェアは従来と(あるいは競合する他のHPCシステムと)同様に、ベクトルコンパイラや分散並列化ソフト、分散・並列ファイルシステム、ジョブスケジューラなど。 ローエンドからハイエンドの順で展開を述べると、タワー筐体で空冷の A100システム、ラックマウントの A300シリーズ(2, 4, 8プロセッサ)、そして64プロセッサ以上は従来と同様なラック型で液冷の計算センター用となり、1ラックあたりの理論性能は 156TFLOPS であるとしている。 Supercomputing 2019 にてアップグレードが発表された。最上位のベクトルエンジン Type 10AE では動作周波数 1.584GHz 、コアあたり 304GFLOPS で、8コアのベクトルプロセッサにつき、倍精度の理論演算性能 2.43TFLOPS 、メモリ帯域1.35TB/s となっている。 (ja)
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